包茎は大きく分けて3種類ありますが、皮の被り具合によって判別されます。
そのなかでも最も被り具合が大きいとされるのが真性包茎で、包茎の中でも一番多い仮性包茎が約8割と言われていますが、真性包茎は1割とかなり少数の包茎になります。
勃起しても亀頭が露出しない真性包茎は自力で治す事は可能なのか?
この記事では、真性包茎についての詳しい情報と自力で治すことができるのかどうか、熊本で真性包茎に悩む男性に向けて調べてみました。
真性包茎は包茎の中でも最も重度。
真性包茎は仮性包茎のようにスーパー銭湯で入浴前にサッと自力で剥いて人目をごまかす事もできず、パッと見ですぐに真性包茎がバレるだけでなく、衛生面でも健康面でもリスクの高い包茎です。
皮の被り具合は包茎の中でも一番ひどく、包皮口が大変狭いため亀頭と包皮がベットリと密着していて大変不衛生な状態です。
自分で恥垢を掃除することも困難で、このような状態が常に続いているため悪臭を放ちやすいですし、何より亀頭包皮炎などの炎症を起こしたり、性病に罹るリスクも包茎の中でも高くなります。
セックスの面でもまともに行う事ができないだけでなく、パートナー女性にも病気を発症させるリスクを与えてしまうなど悪影響が大変多い包茎です。
まずはこの状態にある事を受け止める事が何より重要です。
包茎矯正器具での治療は可能か。
包茎を自力で解消したいと考えた時に一度は検討されるのが、包茎の矯正器具ではないでしょうか?
ネット通販でも豊富な種類が販売されており、安価で手軽に入手できる事から試される方もいますが、科学的根拠に乏しいものがほとんどであまり効果も期待できないと言ってよいでしょう。
包茎矯正器具はあくまで剥きグセをつける事を目的としており、(この効果も薄いですが)治療が目的ではありません。
特に真性包茎の場合は効果が全くないと考えておいて間違いはないでしょう。
このような器具を使ったり、無理やり剥いてしまうと皮膚が剥がれて出血するだけでなく、取り返しのつかない状態になってしまう恐れもありますので、使用しないようにしましょう。
真性包茎は自力で解消できるのか。
自力で真性包茎を解消したいと思っている方にとっては、大変酷な話になりますが、自力で包茎を解消する事は困難であると言えます。
特に包皮が亀頭の先端まで覆われた真性包茎は、手術による治療しかないと思っていただいて良いでしょう。
見た目だけでなく、病気や性的機能にも問題あるなど放置しておいても全くメリットがないと言ってもいい包茎が真性包茎です。
相談するのが恥ずかしいという気持ちもあるかと思いますが、相手は専門医ですし、過度に恥ずかしがる必要はありません。
まずは専門医に相談して最良の対策を取るように考えていきましょう。
真性包茎は仮性包茎と違って保険が使える。
真性包茎の方にとって一つだけ利点を挙げるとすると、公的保険を使った治療を受ける事ができる事でしょう。
仮性包茎は病気扱いではなく、あくまで見た目の問題として公的保険の対象ではなく、治療をしようと思えば自由診療の美容整形外科による治療になりますが、真性包茎は病気扱いのため公的保険の対象となります。
一般の泌尿器科や総合病院などでも治療をする事ができますし、自由診療と比べて大幅に実費を抑える事ができます。
ただ、あくまで亀頭を露出させる事が目的の治療であるため、仕上がり具合までは考慮してくれない事は念頭においておきましょう。
やってはいけないのは、無理に包皮を剥いてしまったり、無理やり恥垢を取ろうとすることです。
亀頭が外部からの刺激に弱く、ちょっとした刺激でもダメージを受けやすいため、雑菌などによる炎症を起こしてしまったり、元にもどせなくて激痛を生じてしまう恐れがあります。
自力で治す矯正器具などもネット通販などでみかけますが、科学的根拠に乏しいものも多く、安易に扱うのは大変危険ですので止めるようにしましょう。
まとめ
この記事では、真性包茎は自力で治す事は可能か?熊本で真性包茎に悩む方に向けて、その危険性について詳しく調べてみました。
真性包茎は、包茎の中でも最も皮が被ってしまっている状態で、勃起しても剥けず包皮口が大変狭い包茎で、自力で剥く事も困難です。
見映えも大変悪く、自力で何とか治したいと考えてネット通販などで手軽に買える包茎矯正器具などに手を出してしまいがちですが、科学的根拠も乏しいですし、何より危険なので使用するのは絶対にやめましょう。
根本的な解決をしようと思えばやはり専門医による手術しかなく、早めに相談することがなによりも先決です。
真性包茎は仮性包茎と違って公的保険が使用できますので、費用を大幅に抑えて治療する事が可能です。
ただ真性包茎を解消するだけでなく、仕上がりに関してもクオリティの高いものを求めるなら美容外科に相談してみると良いでしょう。
クリニックの選び方については、こちらも参考にしていただけます。
今回の内容がお役に立てれば幸いです。